インタビュー

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かかりつけのクリニックとして、代々この地域のみなさまの健康を支えています。

江戸の時代から医療に携わり、明治にクリニックを開業いたしました。赤ちゃんからお年寄りまで、代々この地域のみなさまの健康を支えています。高齢者の介護にも力を入れており、医療と介護の両面から地域貢献をしております。

なぜ多様な診療科目を標榜されているのですか?

明治の時代に当クリニックが開業したときは、このあたりには医師がほとんどいなかったと聞いています。そういった背景もあり、当クリニックは開業当初から代々「お身体のことはなんでも診ます」という姿勢で診療してきました。それが今も受け継がれ、多様な診療科目を標榜するにいたっています。

祖父や父が赤ちゃんからお年寄り、亡くなっていく方の看取りまでおこなっているのを見て育ってきましたので、自分もそういうことができる医師になろうと思い、勉強し続けています。さまざまなところで学び、ここで父と一緒にやっていた頃には父のやり方も継承して、患者さまの性別や年代を問わず幅広い疾患に対応できるように努めてきました。

長く続けてきた中で、変化してきたこと、変わらないことを教えてください。

おじいちゃんやおばあちゃんが患者さまとして来院されていて、子どもさんやお孫さんが病気になったときに「横山さんのところで診てもらいなさい」と言ってくださり、代々当クリニックに来ていただいている患者さまもたくさんいらっしゃいます。患者さまとともに時代を重ねていっているということだと思います。

以前はこの周辺に住んでいる方ばかりが患者さまとして来院されていましたが、最近はネットなどの口コミで遠くから来院される患者さまもいらっしゃいます。予防接種をおこなったあとに「やっぱり痛くなかった」と患者さまがおっしゃることもあり、当クリニックの評判をどこかで聞いたり調べたりしてから来院してくださっているのだと嬉しく思います。

医師として健康を維持する方法を教えてください。

基本的に、健康にはまず身体を動かすことだと思います。私はヨットとスキー、ゴルフ、水泳で健康を保つようにしています。また、風邪の引きはじめには、軽くプールで泳いで体調の悪さを吹き飛ばしています。プールの消毒に使う塩素の殺菌作用が風邪にも影響するのだろうと思っていたら、同じことを他の医師もあるメディアで話していました。

今後の医師としての展望をお聞かせください。

言うなれば「0歳から100歳まで」、つまり赤ちゃんからお年寄りの患者さままで幅広く診られるように心掛けていますし、これからもそう努めていきたいと思っています。また、関わってきた患者さまにはずっと寄りそっていきたいという思いから、紀伊松風苑という特別養護老人ホームの運営をはじめ、介護にも力を入れており、高齢者の方が落ち着いて過ごしていただける空間を提供しています。クリニックと連携することで、将来の不安を抱かずにお過ごしいただけるかと思います。